土曜は、谷戸田の会の活動日。
今日は、法面の草刈り。
昼過ぎに、ぽつぽつ雨が降り、蒸し暑く、ぐっしょりと汗をかくような天候でしたが、予定の作業を終えました。
草の陰に棲む虫たちには、はなはだ迷惑なことでしょうけど。
先日は、ヤゴから孵化したシオカラトンボが目立ちましたが、今日は、もう、ペアになって子孫を残すだろうシオカラトンボがおりました。
写真は撮れませんでしたが、まだ、パートナーがいない単独のオスが、自分のなわばりに入って来て草を刈る人間の周りを行ったり来たりしていました。
飛ぶ力が付いて、ちょっとやそっとで捕まえられるもんではありません。
それから、
ペアのイトトンボが見えますか?
羽が透明で、細い体のイトトンボ。
ゆっくりと飛ぶ様子をこれまでも見かけていますが、今日は、ペアになっていたので、もっとゆっくりと稲の中を浮遊していているところを幸運にも写真に撮れました。
産卵場所を探していたのでしょうか?
この環境が無ければ生まれて来れなかっただろうし、子孫を残せない生き物がいること。
もし、私たちが、この小さな生き物を見ているのと同じように、地球を手のひらに乗せて、観察できる何者かがいるとしたら、私たちもこの小さな生き物たちと同じ立ち位置にいることを瞬時に思い描いていることでしょうに。
この浮草だって、なんだって、同じですものね。