小学校高学年の頃に『おんぶ富士』と言う言葉を教えてもらった記憶があります。誰からそのことを聞いたのか思い出せないのですが、自分なりに興味を覚えて、富士山と大山がきれいに重なって見える場所がどこなのか探してみたことがありました。
買ってもらったサイクリング自転車に乗って、知らない道を教わった方向へ出かけてみたこともありました。でも結局見つけられずに、中学高校大学と大人になるにしたがって、差し迫る事柄に追われてすっかり忘れていました。
(帷子川の畑からの富士山)
(自宅近くからの富士山)
前後に物を置き、ぴったりと重なって見える位置から左に移動すると、手前の物は、奥にある物の右に、右に移動すれば左に見えます。上の写真の様に、富士山と大山についても、撮影した場所が少し離れただけで、大山が富士山の右側と左側とに位置して写っています。つまり、帷子川の畑と自宅の間に、富士山の頂上と大山の頂上を結んだ線の延長線があると言うことです。
丁度、黒い大山が白い富士山の前にぴったりときれいに重なる状態の場所があり、その状態を『おんぶ富士』と言い、住まいからはそれほど遠くない場所からそのような富士山が見えることを教えて頂いたわけです。
きれいに重なる場所は、延長線上のどこでもきれいかと言うと、近いと大山が大きく見えて富士山が隠れてしまうし、遠ければ標高の低い大山が目立たないので、きれいに重なって見えるピンポイントの場所があって、その場所が割と近くにあることを昔々に教えてもらったという事です。
その場所おおよそ見当はつけているのですが、いまだ差し迫る事柄を色々抱え(笑)、ただ写真におさめる時間が作り出せていません。( ;∀;)
ネット検索しても大山が富士山をおんぶしている画像は見当たらないので、ちょっと頑張ってもいいのかもしれないと思ているのですが。