三浦半島の先端を東側(東京湾)から西側(相模湾)へ歩きました。
弥生時代の遺跡が発見された大浦山洞穴から外を眺めると、伊豆大島が正面に見えました。この遺跡は、卜占を行った骨片が見つかったことで知られています。
私は、初めての訪問でした。
三浦は、三浦大根が有名です。今は、たやすく収穫できる青首大根ばかりが栽培されているようです。各所で、収穫、洗浄作業が行われていて、興味深く拝見できました。載せていませんが、キャベツもたくさん栽培されています。
この日は、北西風が強く、富士山の頂上から風下に雲が流れていました。歩いていても、風下の東京湾側は、風がなく、日差しがぽかぽかと暖かでしたが、城ヶ島に近づくにつれて、風が強く汗をかいた身体に、余計に冷たく感じます。それでも、自宅のある横浜の田舎(横浜北西部)よりもずっと温暖な土地です。
また、三浦は半島ですが、西に、伊豆半島。東に、房総半島。南に、伊豆諸島が見え、鎌倉や江戸が近く、人々が留まり、行き交った跡が積み重なって、各時代の息吹を感じられる所です。