ぶらっと恩田川

土いじり。時々、恩田川の散歩、街歩きに登山。

20/1/10 恩田川の畑 種取り用大根選び

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上の4本の大根を、恩田川の小さい畑から恩田川の大きい畑へ移植しました。

これで小さな畑には、一昨年一本だけ生えた赤首大根から育った大根だけになりました。

 大きい畑は、これまでと同様、『大蔵』や『耐病総太り』を母とした大根から良さそうなものを選んだ大根を集めた状態です。

 

 

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一番大きなこの大根は、昨年種取りした親大根より2~3年前の大根の姿に似ています。根長が、40㎝を超えた大きな大根です。9/14に蒔いて、1/10まで地面から首を伸ばして成長してきた晩生タイプのように思えます。

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これは、赤首大根から採った種の大根。

親の大根とは、姿かたちが違って赤色が葉の根元にしか出ていません。ただし、根長が、30㎝未満で涙滴型で、この形で、青首大根のように、首のあたりまで薄い赤みが差している大根ができないかなと思っているので残しました。

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これは、採種し保存した種ではなくこぼれた種から成長した大根です。

耐病総太りの青首大根の性質が残っています。尻尾も長く、まだ成長途中で一番の晩生かもしれません。

 

これまでは、週末に小さな畑で自家採種を繰り返してきた大根ですが、この春から耕耘する畑が増え、畑の土もそれぞれ特徴的で多彩になりました。

この畑は、上流から水にさらされ砕かれ流され運ばれてきた沖積土壌を田んぼの上に客土した畑。

小さな畑は、冷涼な時代に火山灰が降り積もった火山灰土壌(関東ローム層)を田んぼの上に客土した畑。

帷子川の畑は、降り積もった火山灰土の上に、草木が生茂り、枯れ腐りを長期間繰り返して出来上がった攪拌されていない黒ボク土の畑。

三カ所それぞれ大根を蒔きました。まだ収穫していないのが帷子川の畑のです。収穫後、また記事にしてみます。