建設中の横浜市庁舎
現在の桜木町駅の位置に初代横浜駅(1872/6/12開業)がありました。
1915/8/15に、二代目の横浜駅が開業して名称を桜木町駅に改称して今に至ります。
長らく南側に一ヵ所の改札口でしたが、2014年に北口が出来、2020年南側に駅舎を延長しもう一ヵ所の改札口を建設中です。
駅の南側(関内駅方向)に流れる大岡川に架かる弁天橋を渡り左へ曲がるとデッキに降りる階段があります。
大岡川に木製デッキを渡して遺構が見られるようにしてあります。
(フェンスの向こう側は、建設中の市庁舎)
デッキは、行き止まりです。戻って、弁天橋の信号を横断し、広い道路(国道133号)に沿て、桜木町を背に一ブロックを進み、右に折れれば神奈川県立歴史博物館です。
富士山の宝永噴火についてお勉強です。
恩田川に関しての記録はないのですが、鶴見川流域の都築郡勝田村の関家にのこされた文書の展示・陳列があり見てきました。
以前歩いた町田市野津田の薬師池(鶴見川の上流域)でも、噴火後の池さらいの史実が案内板に説明として記載がありましたが、下流の勝田村でも同様に池さらいの必要が生じ、その費用を見積り、支給を幕府に願い出る文書(控え)が残されていたことを初めて知りました。
(2020/1/3撮影)
宝永四年十一月二十三日(1707/12/16)に富士山が噴火し、大量の火山灰が噴出し、富士山の西側に大量の火山灰が降り積もりました。
武州都築郡勝田村では、約10㎝の降灰があったと推定されています。
恩田川の流域の村々でも同様だったと思いますが、何か具体的なことが分かれば、うれしいのですが。町田市域の村々の記録は残っていないのでしょうか?多摩地域の資料館巡りも楽しいかもしれないです。